京都女子大学 児童学科 深見ゼミ
10びーんず。
★“10びーんず。”映像改善にむけて★
平成27年10月18日「児童学基礎演習」にて京都女子大学発達教育学部児童学科2回生(27人)に対して
の2点についてアンケートを実施しました。
それでは、結果を見てみましょう。
・「コンサートに映像を使用することに対してどう思うか」
・「これまでのコンサートに使用してきた映像に対する意見」
具体的には、以下の意見が寄せられました。
これらの結果から、ほぼ全員がコンサートに映像を使用する事に対して肯定的に捉えていることが
分かりましたが、もちろん否定的な意見もありました。
・曲に合わせた画像を映像として流すことで、世界観に入り込めて楽しい。
・歌詞を示すことで一緒に歌うことができ、より盛り上がる。
・知らない曲でも、キャラクターを見ることで楽しむことができる。
・映像は、視覚的に楽しめるものなので最後まで飽きずに楽しむことができる。
・映像に集中しすぎて演奏する姿を見てもらえないのではないか。
・ただ歌詞を出すのではなく、カラオケのように文字に色をつけるべき。
・映像ばかりだと子どもの目に負担がかかるのではないか。
映像と演奏のバランスを懸念する意見や子どもの健康面への配慮に関する意見が挙がりました。
次に、実際の映像に対する比較意見を見てみましょう。
今回のアンケートでは、デビュー公演の「人形劇フェスティバル」と今年の夏に開催した
「小松谷保育園サマーコンサート」の映像を使用しました。
これらの意見から、子ども向けコンサートに必要な要素を考察しました。
①子どもが参加できるオープニングであること、入場にBGMをつける。
→子どもの注目を集める、わくわく感が増す効果がある。
②曲中のアニメーションをシンプルにすること。
→飽きずに楽しむことができる、演奏にも注目できる効果がある。
③子どもたちが参加できるように全てひらがなの歌詞をつける。
→歌詞を見て一緒に歌って参加できる。
次のページではこれらのアンケート結果、そして過去の映像を参考に制作した
“10びーんず。”の改訂版映像をご紹介しましょう!
アンケート用紙PDF