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③楽曲の制作

​ 作成はアップルが開発し、販売している「GarageBand」という音楽制作アプリケ-ションを使用しました。これはMacやiPhone、iPadに搭載されていて、楽器に触れたことがない人でも簡単に音楽を楽しむことができる、というものです。キーボード、ドラム、ギター等の楽器が演奏でき、内蔵マイクによる録音機能も付いています。今回は調査結果からイメージした曲の特徴と、印象付けるために必要な要素を基に、GarageBandで取り組みました。​作成の過程はPDFにしてまとめました。ご覧下さい!

④楽曲の完成

​ 深見先生とプロの作曲家である、前田遼二さんの協力により、13回の修正を経て楽曲が完成しました。その曲がこちらです。

​ テーマソングの制作を終えて

 今回卒業論文として、私自身初めて作曲を行いました。取り組み始めた頃はGarageBandの使い方や、曲の作成方法がわからず苦労しました。しかし、”10びーんず。”のみんなが協力してくれたことと、深見先生と前田さんのアドバイスのおかげで完成させることができました。制作を終えて私が感じたことは以下の2点です。

 一つ目に挙げたものは特にメロディーを考えているときに感じました。一音を一拍の長さにするか、半拍にするか、それともスタッカートのように短く切るか、たったそれだけで印象が変わったため、何度も細かい調整を行いました。

 楽曲はみんなが抱いているイメージになるべく近いものを制作しようと考えていました。しかし10人いれば当然10通りの考えがあり、簡単にはいきませんでした。私がイメージに合っていると思って制作したものでも、合っていると感じる人もいれば、納得がいかないという人もいて、どのように変えていけば良いかわからなくなって悩むことも多々ありました。しかし、そこで自分が周りの人の意見に合わせるのではなく、一意見として取り入れ、自分の考えを優先して制作していくことが良いのではないかと気が付きました。作曲は誰かに言われるがまま、作るものではありません。かと言ってこの楽曲は”10びーんず。”のテーマソングですから、自分一人の思うままに作る訳にもいきません。だからこそ、周りの人の意見を尊重しつつ、自分の思いを表現していくことがテーマソング完成の重要なポイントだったのではないかと思います。

 

 

 

・使う音色、一音一音の長さ、曲のリズム等、少しの差で曲の印象は変わる

​・人によって印象の受け取り方は異なる

​これから
 私が​テーマソングの制作を卒業論文のテーマにしたのは、”10びーんず。”により興味を持ってもらうためでした。今回完成した楽曲を”10びーんず。”の公演で流すだけでなく、SNSで公開して公演に来ていない人でも耳にすることができるよう、工夫が必要なのではないかと思います。テーマソングに着目するだけでなく、”10びーんず。”を知ってもらう手段を考えることも今後の課題です。
参考資料・制作ソフト

 

 

・あいうえおんがくたいHP
 http://www.ongakukyouiku.com/kyotowu/aiueo/sotsuron.html(閲覧日 2017年11月18日)
・GarageBand
 https://www.apple.com/jp/ios/garageband/​(閲覧日 2017年11月17日)

・「夢をかなえて ドラえもん」作曲/黒須克彦 編曲/本澤なおゆき 

 【ミュージックエイト、QH 吹奏楽ヒットシリーズ、2008年2月1日】

・「カールのうた」作詞/高杉治朗 作曲/川口真

 【これが弾けりゃ~人気者!ピアノネタ126選、春畑セロリ、株式会社ヤマハミュージックメディア、2015年11月10日】

・「スネ夫のテーマ」作曲/沢田完

 【これが弾けりゃ~人気者!ピアノネタ126選、春畑セロリ、株式会社ヤマハミュージックメディア、2015年11月10日】

 

 

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